「ビンテージ製品」MacBookを買い替え時に考えたこと
- 買い替えの背景は「ビンテージ製品」リスト入り
- MacBookにする? Mac miniにする?
- MacBookとMac miniを「持ち運び」「パワフルな処理」 以外の観点で比較
- 結論:デュアルモニターは「MacBook+モニター」よりも「Mac mini + モニター×2」の方がコスパ良い
- 結論の背景
- 補足:Macbook Mini 2023のモニタ出力スペック
- 選ばれたのはMac miniでした
買い替えの背景は「ビンテージ製品」リスト入り
MacBook Pro (13-inch, 2016, Four Thunderbolt 3 Ports)を5年以上使い続け、バッテリー寿命やキーボードの打鍵感などハード面でへたってきました。 そんな中Apple Storeに持ち込み修理を依頼した際に「ビンテージ製品」リスト入りしていることを告げられました。
Apple が販売店への供給を停止した日から 5 年以上 7 年未満の製品は、ビンテージ製品とみなします。
とのことでMacBook Pro 2016 は2023年7月時点で「ビンテージ製品」リスト入りしていました。
ここに入ったモデルは次第に交換部品の在庫が入手困難になり修理が難しくなるそうです。
中古買取相場も下がっていくでしょうし、そろそろ買い替え時期と判断しました。
MacBookにする? Mac miniにする?
それほどハイスペックである必要はないため選択肢はMacBook AirかMac miniに絞られました。
そもそもノートブックとしてのMacBookとデスクトップとしてのMac-miniの特徴をざっくり表で整理すると以下の通りです。
製品名 | MacBook(ノートブック) | Mac mini(デスクトップ) |
---|---|---|
主な特徴 | ・ノートブック型で持ち運びが可能 ・薄型・軽量で持ち運びに便利 ・高解像度ディスプレイ |
・デスクトップ型でコンパクトなサイズ ・強力なパフォーマンスを提供 ・ディスプレイや周辺機器は別途接続 ・省エネルギー性に優れる |
用途 | ・モバイルな環境での作業に適している ・旅行時やカフェなどでの利用に便利 |
・デスクトップのパワフルな処理が必要な場合に適している ・ホームエンターテイメントセンターとしての利用も可能 |
MacBookは「持ち運び」Mac miniは「パワフルな処理」が特徴です。
MacBookとMac miniを「持ち運び」「パワフルな処理」 以外の観点で比較
MacBookは「持ち運び」Mac miniは「パワフルな処理」が特徴なのは周知の事実なので、他の切り口で比較します。
利点 | MacBook (ノートブック) | Mac mini (デスクトップ) |
---|---|---|
統合性 | 一体型でディスプレイとキーボードが統合されている | 外部ディスプレイや周辺機器を自由に選択可能 |
拡張性 | 外部デバイスを接続する拡張性は限られる | 多様な周辺機器を接続できる |
購入した当初は頻繁に持ち運んでいたのですが、現在はほとんど家で使っています。
(最後に持ち運んだのは端末不調でAppleStoreに持ち込んだ時でした…)
また、家で使う際は以下のようにデュアルモニターでつかっています。 なので私は「統合性」「拡張性」を重要し選定しました。
結論:デュアルモニターは「MacBook+モニター」よりも「Mac mini + モニター×2」の方がコスパ良い
以下の条件に当てはまる方は「MacBook+モニター」よりも「Mac mini + モニター×2」の方がコスパが良く最適な選択であると考えます。
- 現状macBookを使っているが持ち運ぶことは無い
- 現状macBookでデュアルモニタしているが、macBookの画面を狭く感じる
- macBookを新調予定だが、15万以上も出せない…
結論の背景
現在、私の作業環境においてモニターが一つあり、
「一体型でディスプレイとキーボードが統合されている」MacBookならばそのままデュアルモニターできます。
一方Mac miniの場合、デュアルモニターする場合モニターを一つ買わなければなりません。
ただし、現状のMacBook Pro2016(13-inch)では画面の狭さを感じていました。
Apple M2チップを積んだMacBook AirとMac miniを価格を比べると以下の通りです(2023年7月時点)
項目 | MacBook Air | Mac mini(M2) |
---|---|---|
価格 | 164,800円(税込)から | 84,800円(税込)から |
繰り返しますが、MacBookならばそのままデュアルモニターできます。
しかし、上記のとおり同等チップ搭載モデルでもMac miniの方がおよそ8万安いです。ならば
- Mac miniを買う(84,800円)
- そこそこ良いスペックのモニターを買う(同等macBook(164,800円)より8万安いので余力がある)
- モニタ周りの環境を高める(良いモニタアーム買うなど)
- 純正周辺機器を揃える(Magic Keyboardなど)
のほうが自分にとってはMacbookを買うよりも最適なのでは? という結論に至りました。
補足:Macbook Mini 2023のモニタ出力スペック
MacBook mini 2023は①HDMI、②Thunderbolt(Type C)でのモニタ出力が可能です。 そしてこの2つの同時使用も可能ですので、つまりモニタ1はHDMI、モニタ2はThunderboltという構成でデュアルモニターが可能です。
詳細:Apple公式 Mac mini に接続できるディスプレイの台数
選ばれたのはMac miniでした
これまではMacBook Pro2016(13-inch)を使い続けてきましたが、ほどんど持ち運んでいない、またデュアルモニター作業が多い
以上から次に選んだのはMacBookではなくMac miniでした。
また、MacBookを使い続けて慣れ親しんだキーボードを使い続けたかったので、MagicKetboard(純正品キーボード)もついでに購入しました。